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Kanji & Kenji のチャップリン・トーク3

<ちょっと雑談 その1>
健治 チャップリンには「こういうイメージで見せたい」ってビジョンが明確にあって、それを徹底的に追及している姿が、映画からにじみ出てると思うんです。
幹二 ああ、そうだね、彼は、技で見事に表現しきれるタイプの役者だと思う。何といっても、隙がない。そこが役者として興味あるよね。
健治 ありますよね~。僕がチャップリンから一番感じるのは、『街の灯』の盲目の少女に対する愛。
幹二 そう、愛なんだよ。僕は、『街の灯』に限らず、映画の中の彼の姿にホッとするんだ。もう一回観てみたくなる。
健治 観てみたくなる!特にラストシーンとか、結構自然と涙がダーッと流れてくる。(石丸さんは)どういうところが?
幹二 どの映画も全編通して、いろんな愛が込められていて、だからこそ今でも愛されるし、また観てみようって思えるんじゃないかな。彼自身が愛に溢れた人だったのかなと思うけど。